秋を迎えに行く岩手キャンプツーリング part.2

秘境、源兵衛平からまたもや酷道、険道を抜け、太平洋に到達。

いやぁ岩手は広い！　なんというか、距離が60kmくらいかなと走り出すと実際は90kmなイメージ。
体感で次の目的へ到達するのに他の土地より1.5倍遠いんですよね。













なのでこの浄土ヶ浜へ着いた時にはもう15時を回っていました(^^;
早速「さながら浄土の如し」と霊鏡和尚のモノマネをしようとしたところ、
天国感が全くない。　んー？　とビジターセンターに入ろうとすると…

15分以上歩くと浄土ヶ浜です

んー…　これは無理かなぁ
岩手の広さを侮っていたせいでもう結構な時間。
日の入りが17:30なので、日が暮れる前にキャンプ場へ入るとなるとさすがに厳しい感じ。
というかこりゃ龍泉洞もスルーだなぁ(；´Д｀)















ここまで来たのにとんぼ返りは悔しいので、近くの道の駅で海洋深層水入りソフトをゲット。
海洋深層水ってどんな味かなと思ったら、ほんのりしょっぱくて、甘くて、軽くラムネな味でした（笑



















せっかくだからと海っぺりに座って食べていると岩手県警の海上巡視船が。
おつかれさまです。　陸上の巡視は任せてくださいw

さぁて、ソフトも美味しかったし急いで戻るか！



















龍泉洞はスルーしたものの、どうしても立ち寄りたかったのがこの盛岡天満宮。
この時17:15なので、日の落ちる間際でしたね（^^;















おおぅ不思議な形の石灯籠が見えてきた！
ここの狛犬がなんとも言えないそうで、どうしても写真を撮りたかったんだ。















「俺は生れてから未だ世の中といふものが西にあるか東にあるか知らないのだ、と云つた樣な顏だ。」
石川啄木著"葬列"の中で、盛岡天満宮のこの狛犬を評した一文。
さすが、偉人は表現も素晴らしい。　確かにそういう顔をしていますwww















真似してみたw


いやぁこの後急いでバイクで走りだそうとしたところ、メガネの柄が折れました（爆
狛犬をネタにしたからバチが当たったんだろうか…
あ、でもなんとかメガネはかけられるから大丈夫だな！



















暮れていく太陽を追いかけるように、コンビニで食料、水、ワインを調達し急いだんですが…
ナビに裏切られ砂利道に突入、頑張って進むも小岩井農場の厩舎の裏にブチ当たり、これ以上進むのは困難ということで、
結局40km近く迂回してキャンプ場近くの温泉"お山の湯"へ19:30に到着しました（疲労

ここで晩飯をと思っていたんだけど、やはり食堂は終了。
「でも温泉が開いていただけありがたいか」と、今日の疲れを露天で癒していると雨音が（泣











本日のキャンプ場、相の沢キャンプ場へは温泉から3分程度で到着。
さっきの雨は温泉を出ると上がっていたので、ヘッデンとランプ2つを灯し急いで設営。
焚火をしながらようやく酒が呑める♪　いや、今はとにかく晩飯を食べよう（緊急











暖かい焚火を前に、赤ワインを口に含む。
コンビニで揃えたウィンナーや冷凍焼きおにぎりを焼く。　焦げる。　焦げても旨い。
焚火を愉しみたい気持ちより、今は空腹を満足させてやりたい。
振り返れば、今日はトラブルが結構あったなぁ。

朝一で道に迷い30分のロス。
ヘッドライトが球切れしハイとローを入れ替えたり、
メガネの柄が折れて、危うく自走不可能になるところだった。
次からメガネのスペアを持っていくようにしよう。


そうこうしてるうちにまた雨が降ったり止んだり。
とうとう勢いが強くなってきたので焚火は断念。
今日は疲れたな。　ゆっくり休もう。


次に続きます。



秋を迎えに行く岩手キャンプツーリング part.1
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