20150711

バ・イ・ク 柳家小三治著






またまた長ーい小三治まくら、“バイクほど人間くさい機械はない”でご機嫌伺います。
41歳でバイクと恋に落ち猛アタック。寄席通い、一人旅は勿論、噺家バイク仲間と北海道ツーリング。
広い大地、転落事故も噺のネタの落語会、うまいもん、混浴、温かい人々…
中年青春グラフィティの一席、たっぷりお楽しみの程を。


帯に最新刊とは書いてありますが、発行は2005年。
さすが噺家ということで、とても読みやすく面白い北海道ツーリングエッセイです。
落語を公演しながら噺家仲間と北海道を転々とする珍道中は、
まるで自分も参加しているかのように楽しくなってきます(^^)

それぞれ大荷物を積んだ中、急に現れた急坂のつらら折れ砂利道。
次々と脱落していくチーム転倒蟲。

「たぁ~すけぇてくれ~」
「ばかやろー! 自分で助かれー!」

まだ読んでいる途中ですが、とてもおすすめの一冊です(^^)



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