20160514

BMW R1200RS / R1200R LC用 3種類のシートインプレッション


BMW R1200RS Seat Impression


BMW R1200RSはR1200R LCと車体構成の大部分が共通で、シートも共通。
このシリーズではロー、ミドル、ハイシートに加え、スポーツ走行に適したスポーツシートが用意されており、
日本仕様車には標準でローシートが設定されています。 今回はこの内の3種類のシートをインプレッション。










BMW R1200RS Seat Impression


まずは日本標準設定のローフロントシート(シート高:760mm/ステップアーチレングス:1720mm)ですが、これが非常に低い。
日本人の身長を舐めているのか、「足着きの良さ=購入層の拡大」と安易に考えているのかわかりませんが、
ありえないほど低いです。 このため足着きはいいものの、クッション性は犠牲となり走行時も脚が非常に窮屈。





BMW R1200RS Seat Impression



BMW R1200RS Seat Impression


停車時は身長176cmのボクが跨ると両足ベッタリで膝にとても余裕があります。
乗ったことはありませんが、ドラッグレーサーに跨っているみたいな気分になりますね(笑
ちなみに他のシートと比べると絶望的にクッション性が悪い、というか無いです(;・∀・)
シートが低いことで相対的にハンドルが高くなり、よりツアラー感が高い。








BMW R1200RS Seat Impression


走行時はやはり脚がとても窮屈。 その分上体が起きて上半身は楽ですが、スポーツライディングへの気持ちもマイルドに。
このシートだとボクがR1200RSに求めていたキャラクターとは随分違った乗り味になるんですよね。
シートもハンドルやステップ同様入力装置なので、ボクの身長では思うように走れません。
というかこのローシートを標準仕様に設定するって何を考えているんだと憤りを覚えます(爆








BMW R1200RS Seat Impression


ガレージ内があまりに暑くて脱ぎました(爆
まぁ、参考までにハングオフ時のイメージです。
シートが低すぎて足首がおかしなことになってますね(笑












BMW R1200RS Seat Impression


ハイフロントシート(シート高:820mm/ステップアーチレングス:1835mm)は標準設定でいいくらいバランスがいいですね。
触感はしっとりもっちり系でクッション性も良く、長時間座っていても変にお尻が痛くなることはない。
もちろんステップまでも適度に距離があるので、脚が折り畳まれずにロングツーリングも楽。
個人的にとても形状が気に入っていて、R1200RSに装着した画も1番カッコいいと思います。








BMW R1200RS Seat Impression


停車時は身長176cmのボクが跨っても両足ベッタリ。 膝にもわりと余裕があっていい感じでしょうか。
例えば信号待ちなんかなら、このハイシートが1番調子いいですね。








BMW R1200RS Seat Impression


走行時もとてもしっくり来てグッド。 ただシートの形状ゆえか、腰をずらすにはあまり適してない印象。
軽く腰をずらして流していく分には非常に調子がよく、ここでもバランスの良さを実感します。
意外だったのがスポーツシートに慣れた後では、ボクは脚が窮屈に感じるようになってしまいました(汗
この「脚が窮屈に感じる」ってのは結構厄介で、次第にこのシートの使用頻度は激減していってます(^^;








BMW R1200RS Seat Impression


シート高は悪くないのだけど、お尻をホールドするような形状のためにハングオフには違和感が。
写真で見てるとそう感じないんですけどね(^^;












BMW R1200RS Seat Impression


試してみたくて購入したスポーツフロントシート(シート高:840mm/ステップアーチレングス:1875mm)。
クッション性はもちろんいいのですが、程よくコシがあるのもグッド。 ステップに置いた脚も1番楽に感じます。
何よりこのシート形状はスポーツ走行に適してるというか、このシートでしかスポーツ走行は難しいかも。
非常に腰を移動しやすく、ハングオフも自由自在。








BMW R1200RS Seat Impression



BMW R1200RS Seat Impression


わかるかな? シート上面が緩やかな山なり形状なんですよね。
このためにとても左右に腰を動かしやすくなってます。








BMW R1200RS Seat Impression



BMW R1200RS Seat Impression


停車時は176cmのボクの身長だと1番前に跨りかかとが付きます。
相対的にハンドルが下がっているので、ハンドルに両手を置いてるとハイシートよりは若干疲れます。
ただボクはリアブレーキを踏み、上体を起こして停車してることが多いので特に違和感はないですね(^^)








BMW R1200RS Seat Impression


走行時はライディングが非常に楽しくなります。 シート形状でここまで違うのかといったところ。
ハンドルが相対的に下がったことでよりスピードを出したくなり、気持ち自体がスポーツ走行へシフト。
がっつりハングオフしても自然なシート形状なので、バイクを右に左に自由自在に振り回せます。
R1200RSを「スポーツできるツアラー」から、「ツアラー要素のあるスポーツバイク」へと変えてくれますね。








BMW R1200RS Seat Impression


ハングオフはこんな感じ。
この足を見ると、やはりバックステップの方がハングオフにはいいんだろうなぁ…
友人達も取り付けたし、次はここをカスタムするかな(*´∀`*)?












20160413 GoProスカイラインツーリング


BMWのラインナップではR1200RSとS1000RRの2車種のみが"Sport"シリーズとしてラインナップされています。
これを見た人はR1200RSにS1000RRと同じようなスポーツ性を期待して試乗、購入すると思うのですが、
多くの人が「これがS1000RRと並ぶスポーツシリーズ? むしろツアラーじゃないか?」と感じるでしょう。
その最大の理由はシート形状でしょうね。 標準のローシートとスポーツシートでは、バイク自体のキャラクターが違いすぎる。








R1200RS 20160225 MotoliveO2コバルトラインツーリング


ボクとしてはこの幅広いシートラインナップがR1200RSを「ツアラーとスポーツの間を自由に楽しめる懐の広さ」を表していると思います。
ツアラー色を強くしたいならスポーツシート以外の身長に合ったシートを選んで、場合によってはハンドルアップスペーサーを付ける。
スポーツ色を強くしたいならスポーツシートを選んで、場合によってはバックステップを付ける。
こんなに自由度の高いバイクもそうないんじゃないかと思います(^^)








20160413 GoProスカイラインツーリング


ただ、標準でローシートが設定されているせいでこのスポーツ性を体感できている人は少ないかもしれないですね。
わざわざ何個もシートを揃えるなんて無駄だなって、実はボクも思ってますから(笑
一ユーザーとして、販売店にはせめてスポーツシートを試せる環境にして欲しいし、
なんなら最初からシートは選択できるようにして欲しいと強く思います。








20160413 GoProスカイラインツーリング


最後にボク個人の好みの話ですが、ボクはR1200RSを「ツアラー要素もあるスポーツバイク」に仕上げています。
入力装置としてシートをスポーツシートに変え、ハンドルとステップは純正。
旋回性を上げるためにフロント周りはクロモリアクスルシャフトに変え、Fフェンダーをカーボンにしバネ下重量を低減。
これだけでもRSはかなりスポーツ性が高くなり、同時に直進安定性も高いままなので理想のスポーツツアラーと言えます。








R1200RS 20151128 ヨウさん家訪問ツーリング


転じてキャンプツーリング時にはサイドパニアに防水バッグを積んで、シートはハイシートを選択するかもしれません。
スポーツバイクで快適なロングツーリングも可能。 これこそがR1200RSの真価だと思います(^^)









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